Aug 28, 2010
ヒアルロン酸注入による鼻の整形
ヒアルロン酸注入による鼻の整形は、従来のシリコンを鼻に入れて鼻を美しく整える美容整形の方法よりも安全で、コストが安いので人気があります。ヒアルロン酸は人体に害を及ぼすことなく、また時間をかけて体内に吸収されています。ヒアルロン酸注入による鼻の整形は、簡単に理想の鼻を得ることができるとあり人気があります。ヒアルロン酸は、乾燥から肌を保護するために必要な成分でできています。しかし、年を重ねるに従って、ヒアルロン酸は減少していくとされています。このため、成形などでヒアルロン酸注入をすることで、お肌に水分を供給することができます。また、ヒアルロン酸注入することで、老化や乾燥などによるシワなどの解消にもつながるものとなっています。
■がんの本質解明に使命感 今まさに「治験」が始まる
ゲノム創薬の現状や国際協力のあり方について話し合う「日仏共同シンポジウム〜ゲノム創薬の国際的動向と今後の展開」(産経新聞社後援)が11月8日、東京都千代田区で開かれた。ヒトゲノム(全遺伝情報)研究の第一人者、東大医科学研究所の中村祐輔教授(内閣官房医療イノベーション推進室長)が特別講演し、がんの一種、滑膜肉腫の治療で世界初となる抗体薬作製のメカニズムを紹介。欧州がん研究治療機構理事長のジャン=イブ・ブレ氏も講演し、同薬の臨床試験がフランスで開始されることを明らかにするなど、世界的な研究者が新しいがん治療の今後の展望について熱く語り合った。(大家俊夫、山本雅人)
≪特別講演「がんゲノム解析を利用したがん治療薬の開発」≫
□東大医科学研究所教授・中村祐輔氏
■発想の転換が奏功し
◆日本人では第1号
私ががん研究を志した原点は30年前、20代後半のころにさかのぼる。がんはどうして生まれるのか、患者さんごとにがんの広がる速さが異なるのはどうしてか、治療しても効く人と効かない人がいるのはなぜか。がん診療に携わる医師としてこのような疑問を抱いた。
がん治療は近年、急速に進歩しているが、現在でも抗がん剤治療で患者さんの心身に大きな負担をかけ、しかもごく一部の人にしか効かないという状況が続いている。また、重い副作用で苦しむ患者も多く、場合によっては副作用で命を落とす人もいる。
このような個人差はどこから生まれるのかと思うと同時に、がんの原因、本質を解明し、治療薬や新しい診断法を開発したいと考え、遺伝子研究を志した。
1984年に米国に留学し、個々の遺伝子からゲノム全体を扱う研究への大変革を目の当たりにした。日本人の研究者でゲノム解析に取り組んだのは私が第1号だと思う。
当初は、遺伝性がんの原因であるがんを抑える遺伝子を見つけて、それを治療に応用しようと考えたが、世界的に、がん遺伝子と呼ばれる細胞を増やし続ける物質を対象とする方が有望だと分かってきた。そこで、そのような遺伝子を見つけ、それを基に治療薬を開発しようと思った。香川のラザールダイヤモンドの極みへしかも、トロール漁のようにゲノム全体、つまり人の遺伝子すべてを調べて、一気に候補となる物質を見つけようと大がかりな解析を行ってきた。
候補を絞り込むために、まず、がん細胞で活発に働いている遺伝子を丹念に選んだ。次に、副作用を避けるため、正常な臓器では働いていない遺伝子を選ぶ。正常な細胞で働いている物質だと、それらを抑え込むことによって非常に強い副作用が出るからだ。これでは20世紀の抗がん剤と変わりがない。さらに、本当にがん細胞に必要不可欠な遺伝子かどうかを調べていく。いい薬を効果的に作るには、可能な限り標的を絞り込むことがポイントになってくる。
一方、抗体薬の対象となる標的は、がん細胞の表面に位置しているものや、細胞の外に吐き出されて細胞を増やす働きをしているものを選ぶ必要がある。
◆10年の歳月かけて
そして、「FZD10」というタンパクが、がんの一種、滑膜肉腫にだけ現れる標的であることを見つけ、これに対する抗体薬を作ることにした。2001年に研究を始めたもので、10年の歳月をかけてようやく患者さんに投与するところまでたどり着いた。「FZD10が薬のターゲットになりそうだ」と研究室の長山聡さんが報告したのが05年。その後、福川千香子さんが研究を引き継ぎ、使えそうな抗体薬を報告したのが08年だ。
治療薬にするには「モノクロナール抗体」というものを作らなければならないのだが、なかなかうまくいかず、それを作り出すのに2年もかかってしまった。正直なところ、あきらめる寸前であり、最後の挑戦でようやく作りだすことができた。
これを、滑膜肉腫を植え付けたマウスに試したところ、抗体はがん細胞に集まってくるのだが、残念ながら治療効果はなかった。しかし、たくさんの抗体が、非常に長期間にわたって、がん細胞にくっついていたのでよく調べたところ、抗体ががん細胞の中に潜り込みやすい性質を持つことが分かった。
そこで、抗体に放射線を出す物質を付けることで、がん細胞の中から放射線による攻撃をする方法を応用しようと思いついた。これを試したところ、わずかに1回の注射をするだけで、8匹のマウスすべてで腫瘍(しゅよう)が消えた。そして、まさに今、患者さんに協力を求めて検証しようとしているのがこの治療薬だ。
一言で「薬」と呼んでいるが、21世紀になり、薬の概念は大きく変わってきている。古い婚活の7つの安心とはこれまでは飲み薬も注射薬も化合物に分類されるものが中心だったが、今では、がんの治療薬として抗体薬が広く使われ、ワクチン療法も市民権を得つつある。
この10年間、薬はどのような過程を経て作られているのかを調べた東京大学のケネラー教授の報告が興味深い。米食品医薬品局(FDA)から承認を受けた画期的新薬118品目のうち、60%近くが大学、あるいは大学からバイオベンチャーを通して作り出されている。標的を見つけるための大学での基礎研究がいかに重要かということがよく分かる。
また、治療法のない患者さんのための新薬については迅速な審査が求められているが、米国の例では、新しいがん治療薬は平均6カ月未満で承認されている。当局は、規制するのではなく国を挙げて協力し、困っている患者さんにいい薬をできるだけ早く届けようとする姿勢が見て取れる。この観点では、日本との違いを感ぜざるを得ない。
◆臨床家の情熱から
話を元に戻すが、抗がん薬、特に高品質の抗体薬を作るのは、非常に高額の費用がかかる。私たちは3年前に国の研究費に頼ろうとしたが、「希少疾患であり、うまく確立できるかどうか分からない」という理由で認められなかった。こんな基準では日本から革新的な医薬品が生まれるはずがない。「もう断念しようか」と思っていたときに、ブレ先生との出会いがあった。「治療薬として使えるなら、自分のところでぜひやってみたい」、この一言がなければ、治験を始めることは永遠にできなかったと思う。“臨床家”の情熱が私たちを突き動かし「やはり論文で終わっていては、何のための研究かわからない」と思い、長い道のりを経てようやくここまできた。
仏のリヨンで抗体治療薬の臨床試験が始まるが、マウスのデータから非常に期待が持てる。副作用のリスクは非常に低いと考えているが、初めて人間に投与するのだから絶対とは言い切れない部分がある。
近く、患者さんへの投与が始まる。私たちはこれからも密接に仏と連絡をとりながら患者さんに希望を届け、笑顔を取り戻したいと思っている。
◇
■NPO法人オーダーメイド医療を考える会理事・鶴田卓彦氏あいさつ
がんの患者は日本だけではなく、世界的な傾向として増え、各国の医薬品メーカーがいろいろながん治療の新薬の開発でしのぎを削っている。
中でも注目されているのがゲノム創薬だ。世界の中で日本の研究も注目されてきている。秋田の婚約指輪のご報告
最近は個人それぞれの特性に合わせ、個々の患者に適したがん治療をするというオーダーメイド医療、すなわち個別化医療の流れがあり、今後のがん治療の主流になると思われる。
こういった問題について討論する中で、患者にとって新しい希望が生まれることを期待している。
◇
主催 NPO法人オーダーメイド医療を考える会、仏リヨン経済開発公社
後援 産経新聞社
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